名ゼリフで振り返る機動戦士ガンダム

「機動戦士ガンダム」と言えばロボットばかりではなく、
印象に残る数々の名ゼリフでも知られている。

至るところで散々取り上げられてきたけど
僕の中で特に印象が強いものを紹介しましょう。


それではまずは
ザビ家の御曹司であるガルマ・ザビから。

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「シャア、謀ったな!シャア!!」

ホワイトベースとガンダムによる囮作戦を利用してガルマを戦死へと導くシャア。
”赤い彗星”シャア・アズナブルはジオン軍の士官として連邦軍と戦う一方、
ジオン公国を統べるザビ家への復讐を胸に秘めていた。
気づいた頃には時すでに遅し、ガルマの乗ったガウ攻撃空母は背後から一隻射撃を受ける。
燃え盛るガウがホワイトベースに特攻しようとするシーンは記憶に強く残っている。

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「坊やだからさ」

ガルマの国葬におけるギレン・ザビの演説「ガルマは死んだ。なぜだ!」に対して独り言。
シャアの冷酷さとともに、「ホンマや。坊ややからやで」と子供心に感じさせられたものだ。


次は生粋の軍人、ランバ・ラル
こうやって書いてみると本当に懐かしい名前。
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「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
「見事だな!しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。
そのモビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな!」


シャアと並び、名ゼリフのオンパレードですね。
画面から匂って来そうなほど、戦場のオヤジ感満載のキャラだった。
ガンダムとグフの一騎打ちはガンプラでもジオラマ化されていた名シーン。

「ランバ・ラル 戦いの中で戦いを忘れた!」

そんなランバ・ラルの最期は自爆だった。
漢(おとこ)らしすぎる死に様・・・。


光さすほど華のある美人士官、マチルダ中尉
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「連邦軍にもあなた方を見捨ててはいない人がいることを
忘れないで下さい」


ホワイトベース御一行の、連邦における微妙すぎる立ち位置を的確に表した言葉。
ハキハキとした物言いでいかにもな女性士官だが
戦争の無情さはホワイトベースのみならず、マチルダ自身の身にも降りかかることに・・・。

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弟たちを養うため、ホワイトベースにスパイとして潜入したミハル

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「おいミハル、どうしたんだ?上がって来いよ」

ガンペリーから手動でミサイルを発射し敵モビルアーマーに命中させるも
爆風で洋上へと吹き飛ばされてしまったミハルからの返事はなかった。

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口数が多く、軽率にも感じられるミハルとカイの、
セリフのないことが名ゼリフとも言えるエピソードだった。

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亡きマチルダ中尉の婚約者だったウッディ大尉

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「自惚れるんじゃない、アムロ君。
ガンダム1機の働きでマチルダが助けられたり、
戦争が勝てるなどどいうほど甘いものではないんだぞ。」


「すいませんでした。ウッディ大尉。僕がもっともっとガンダムを上手に使えれば、
マチルダさんは死なないですんだんですよね。すいませんでした。」とのアムロの発言に対し、
何故アムロが怒られるのか子供の頃はよくわからない話の流れだったけど、
会社やら何らかの組織で働くと妙にわかるようになったセリフ。

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ウッディ大尉の最期も操縦席ごと叩き潰されるという点でマチルダとどこか似通っている。
これには制作陣の悪趣味を感じなくもない。


アムロの父、テム・レイ
(今日、ブログに書くまで名前を知らなかった)
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「こいつをガンダムの記録回路に取り付けろ。
ジオンのモビルスーツの回路を参考に開発した」


ガンダムの設計に携わるほど最先端の優れた技術者だった父も、
コロニーの爆発で宇宙に放り出され、酸素欠乏症の影響からすっかり落ちぶれていた。

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アムロは悲しみのあまり、手渡されたその"ガラクタ"を投げ捨ててしまう。
(そもそもテム・レイが宇宙に放り出されたことにはアムロにも責任の一端があるんだけど)

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自分が作った装置のおかげでガンダムが戦果を上げたと思い込んだテム・レイは
はしゃぎすぎるあまり、階段から転げ落ちて亡くなってしまう。
とても哀れなこのシーンは劇場版に追加されたもので、テレビ版では死亡してないらしい。


名ゼリフと言えばこの人、スレッガー中尉
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「まだまだッ!」

有名すぎる「悲しいけどこれ戦争なのよね」ではなく、ここではこちらを取り上げたい。
コア・ブースターによって特攻する際に、ビグザムの爪による攻撃を受けながら叫んだセリフがこれ。

2006年のフランス凱旋門賞で武豊のディープインパクトが最後の直線に向かった際に
解説の岡部幸雄の口から漏れた「まだまだ、まだ。まだまだ、まだまだ」とともに、
迫真の”2大まだまだ”として強く印象に残っている。

ちなみにこれは劇場版のセリフで、テレビ版だと「まだっ!」の一回だけ。


ア・バオア・クー攻防戦におけるカイ・シデンより。
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「こういう時は、臆病で丁度いいのよね」

子供の頃はその軽薄さからあまり好きになれなかったカイ・シデンだが
原付に乗っているとこの言葉は本当によくわかるようになった。
一時の功名心にはやって、命を失ってはいけない。
名言というより至言である。カイ・シゲンである。


同じくア・バオア・クー攻防戦のザク兵士より。
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「わーっ、ひ、火が!かあさーん!!」

差し迫った危険に思わず口を突いて出てしまう言葉。
僕も6歳の頃、シェパード犬が追いかけてきた時に
思わず叫んでしまったことを覚えているからよくわかる。
死を予感するほどの恐怖を感じた時、本能的に叫んでしまうのだろう。
マザコン(笑)なんてバカにできない。

このシーンの前に学徒動員の兵が多いという話があるから
このザク兵もまだ学生か、かなり若い兵士だったのだろう。


自分の記憶に残る「機動戦士ガンダム」の名言を振り返ってみたけど
ロボットや戦争ばかりではなく、人間がしっかり描かれていたからこそ
当時の子供たちがガンダムに夢中になった理由だろう。

だからこそ数々の名ゼリフも浮いたように感じさせず、
いまだに深く心に刺さるものがあるんでしょうね。


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Author:E
数年勤めた会社を辞めて、某資格受験生活に入るも挫折したまま三十路をいくつか超えた無職。いい加減何とかしたいが、まだ何とかなると余裕があったりで、資格の勉強+ケータイ無しの直感のみでせどりする日々。あくまで、息抜き・趣味・リハビリとしてのセドリなので、売上はショボいです。

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