劇場版か?それともテレビ版か?


「機動戦士ガンダム」も1979年の初回放送時の平均視聴率が5.3%(wikipedia調べ)。
低視聴率で打ち切りになっていたとは、後のガンダムブーム、
さらに後のガンダム・リバイバルブームを知る現在から見ると意外すぎる幕開けだった。

だが打ち切りが決まった頃から徐々に人気が上がり始め、
放送終了後に発売されたプラモデルを買い求める行列ができ、
再放送も20%近くの視聴率を記録するガンダムブームが巻き起こる。

そして1981年から82年にかけて

『機動戦士ガンダム』
『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』
『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編』


劇場版3部作が映画館で公開されることになった。
劇場版というのはテレビで放送されたガンダム全43話のストーリーをダイジェスト化し、
マズい箇所を大幅にカットし、新たに描き直すなど、非常によく出来たものだった。

例えば
「悲しいけどこれ戦争なのよね」でお馴染み、スレッガー中尉の最期を飾るシーン。

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強大なモビルアーマー(MA)、ビグザムの爪による攻撃を受けながらコア・ブースターで特攻をかけ、
命と引き換えにビグザムに大打撃を与えるという名シーンだが、
これがテレビ版だと・・・

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スレッガー中尉が乗っているのはGアーマーだった・・・。
劇場版ではコア・ブースターでビグザムに直接的に特攻をかけるという流れだったのが
テレビ版ではガンダムと合体したGアーマーで特攻していた。
そしてビグザムの爪につかまれるシーンになるのだがこれがまた非常にマズい(笑)
納得の大幅改変だ。

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そもそも劇場版ではGアーマーは全てカットされて、
代わってコア・ブースターに置き換えられていた。
戦力的に火力弱そうだけど大丈夫か!?とは思ったものだけど
スピード感は増すし、Gアーマーはずんぐりむっくりしているからカットでよかった。

他にも劇場版でカットされたと言えば

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もう一人のニュータイプ、シャリア・ブルとブラウ・ブロ。
ニュータイプ対決はアムロとララアで十分だし、何よりブラウ・ブロが格好悪すぎて・・・。

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ネタキャラとしか判断しようがないザクレロなんかカット。
キャタピラ式のガンタンクが宇宙空間で戦うのはおかしいからこれもカット。
割って入ってくるガンダムがGアーマーと中途半端に合体してスルメみたいだからこれもカット。
もう全てが酷すぎるシーンだから全部カットで!

テレビ放送版は1979年作製でまだ拙いところもあり、
明らかに絵がおかしく、後から見るとショックを受けるシーンも多い。

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こういうのを作画崩壊と言うらしいが
劇場版ではほぼカットされている。

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作画も崩壊していれば、ストーリー的にも一体何のために入っていたのかわからない、
「ククルス・ドアンの島」などの迷エピソードも劇場版ではきれいさっぱり全部カット。

仕上げ直された劇場版ガンダム三部作を見た後でテレビ版を見ると
認知の歪む感覚を味わうことが出来るでしょう。







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Author:E
数年勤めた会社を辞めて、某資格受験生活に入るも挫折したまま三十路をいくつか超えた無職。いい加減何とかしたいが、まだ何とかなると余裕があったりで、資格の勉強+ケータイ無しの直感のみでせどりする日々。あくまで、息抜き・趣味・リハビリとしてのセドリなので、売上はショボいです。

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