大映ドラマの大特集と題して 最終回


アリエスの乙女たち OP (1987)


終末感が漂い始めた大映ドラマ・・・。

起死回生を狙った「アリエスの乙女たち」では
当時トップアイドルだった南野陽子、通称ナンノを起用した。

しかし、これがどうもナンノちゃん人気に頼りすぎただけのドラマだった気がしてならない。
ドラマの内容どころか、設定すら記憶にないのだから。



「アリエスの乙女たち ミニガイド」を見ても何一つ思い出せない・・・。
佐倉しおりの病み疲れた顔しか思い出せない・・・。

ここまで思い出せないのはおかしい。異常だ。
中身スカスカのドラマだったとしか思えない。
少なくとも僕にとっては・・・。

思えば「ポニーテールは振り向かない」における伊藤かずえ主演の頃から
すでに大映ドラマはおかしくなり始めていた。
かつてのような勢いと厚みのあった大映ドラマではなくなっていた。

好調な時には当たり前のようにホームランが打てたのに
不調に陥るとバットにボールを当てることすら絶望的に難しくなるのと同じ。

何をすればいいのかを完全に見失ってしまった大映ドラマの終末感。
トップアイドル・ナンノをいただきながらも凋落は止まらなかった。


プロゴルファー祈子(1987)


オープニングからおわかりでしょう。

もうね、神経疑います。
主題歌が流れているのに効果音鳴らすわ、CG入れるわ・・・。
一番やってはいけないことをオープニングから平気でやってしまう。
どうなっちゃったんでしょう、大映テレビは・・・。

映像見て思ったのは「プロゴルファー祈子」からフィルムからビデオ撮影に変わったこと。
それで当時最先端の技術が使えるようになり、
舞い上がってお猿さん状態になってやらかし倒したのだ。

本作の本放送時においてもほとんどのテレビドラマがビデオ撮影によるものになっていたが、フジテレビ水曜日20時台の大映テレビ製作作品において本作からビデオ (VTR) 撮影が本格的に導入された理由については「(本作に登場するゴルフの)スーパーショットなどの演出については特撮を用いるため、特撮シーンについてはVTRなら簡単にCG処理出来るから」というのが主なものだった[1]。しかし本作の企画を手掛けた春日千春は「VTR化は間違っていた。ビデオによるリアルな映像だと、何をやっても嘘っぽく見えてしまう」と話していたことがある[1]。


おまけにフィルム式だと感じなかったチープ感が全開になってしまった。
とりわけ大映ドラマにはフィルム式でこそ成立するバランスがあったのかもしれない。
変わらない勇気というのも時には必要だということです。

「プロゴルファー祈子」はおおむね見ていたと思うけど
古き良き大映ドラマの時代が過ぎ去ってしまったことも実感していた。

僕にとってこれが最後の大映ドラマとなった。


主題歌は大映ドラマではお馴染み、椎名恵が歌う「THE WIND」。

本作で使用された楽曲は椎名が1986年に担当したOVA『超時空ロマネスク SAMY MISSING・99』のED曲「風に抱かれて」をセルフカヴァーしたものであり、サビの部分が全く異なる。またアレンジも少々異なっている。


ちょっとナニ言ってるのかわからない・・・。


つまりこういうことらしい。

風に抱かれて(1986)


このアニメについては知らない。
しかし、これがかなりいい曲だというのはわかる。

こんな素晴らしい曲に効果音やCG付けて台無しにするのだから
貧すれば鈍する的なところがあったのかなあと・・・。


以上、4回に渡って僕の記憶にある大映ドラマ作品を書き綴ってみました。
小学生時分に、「高校聖夫婦」から「プロゴルファー祈子」まで9作品見ていたことになります。

おすすめはベタですが「スチュワーデス物語」「スクール☆ウォーズ」、あと「ヤヌスの鏡」も少し。
何より「少女に何が起こったか」が絵面の良さと、エンディングが最高にカッコいいと思います。

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Author:E
数年勤めた会社を辞めて、某資格受験生活に入るも挫折したまま三十路をいくつか超えた無職。いい加減何とかしたいが、まだ何とかなると余裕があったりで、資格の勉強+ケータイ無しの直感のみでせどりする日々。あくまで、息抜き・趣味・リハビリとしてのセドリなので、売上はショボいです。

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