ニュース番組と火サス漬けだった頃


テレ朝週末新ニュース番組、初回視聴率『サタデー』8.7%・『サンデー』8.0%

テレビ朝日が週末編成で勝負に出た新ニュース番組が、22・23日にそれぞれスタートし、初回視聴率は『サタデーステーション』(毎週土曜20:54~)が8.7%、『サンデーステーション』(毎週日曜20:54~)が8.0%だった。


『新・情報7days ニュースキャスター』や『Mr.サンデー』があるとは言え
土日の晩にまで報道ステーション的なニュース番組なんて地獄じゃないか?

でも昔はもっとハードなニュース番組地獄の中にいたような。

浪人生~大学生の頃になってようやくバラエティー番組離れが始まったけど
ニュース番組はよく見ていたような気がする。

夕方4時台のNHKのニュースに始まって
夕方6時の民放各ニュース番組見て
NHKの7時のニュース、そして9時のニュースを見て
『ニュースステーション』見て(←ここが本丸です)
さらに11時から筑紫哲也と『今日の出来事』を見て
最後はニュースJAPANとスポーツニュースで〆る、みたいな。

こうやって振り返ってみると午後8時台か深夜帯しか空きがなかったんだ。
実にハードなニュース番組漬けの生活を送っていたものだなと。
6時台のニュースとか、11台のTBS-日テレ(たまに-テレ東も)なんか
どうやって見てたのか今思うと不思議だ。

幼少時からのテレビ好きか、よほどのいらちだけが体得できる高速ザッピングのなせる業だろう。

今ではすっかり怠慢になってしまい
ニュース内容自体はスルーしてることも多いけど
ニュース番組にチャンネル合わせていると何となく落ち着く、
そういった感覚だけはまだ多少なりとも残ってる。
BGM感覚に近いのかも。


この番組のために『土曜ワイド劇場』が日曜日の午前という
よくわからない時間帯に移されたとか。

土曜ワイド劇場は見てなかったからいいんですけど。
”火サス”派でしたからね。

どうしてそんなに火曜サスペンス劇場にハマったかと言うと
僕が高3から浪人生の頃、夕方に火サスの旧作を再放送していたんですね。

当初は見るとはなしに見ていたのだが
ある日、ついにあの名作に当たってしまったのだ。

からくり人形の女(1989年)
主な出演:田村 高廣、堤  真一、洞口 依子

からくり人形職人の息子が帰郷し、美しく成長した妹によって悲劇の記憶を呼び起こされる。芸達者な役者の好演と映像の美しさが印象に残る作品。


あくまで僕が見た中での話ですが
これは火サス史上、最高傑作だった。

火サスにしては耽美的・官能的に偏りすぎて出血量多め、エロティック度高めなんだけど
魔性の女に耽溺するあまり殺人まで決行しようとする堤青年の心理描写、
映像的なセンスの良さ、そして最後に流れる「シングル・アゲイン」にとどめを刺された。
2時間ドラマの域超えてるぞこれ・・・みたいな。

荒い映像だがYouTubeに何故かエンディングだけあった。
(※少しショッキングな映像が流れます)


ところが残念なことにこの作品、番組の途中からしか見てなかった。
これは是非フルな形でもう一度見てみたいな、と。

それから火サスを舐めてはいけないと反省し
再放送・本放送とも面白いと思った作品はビデオに録画保存するようになった。
いつかもう一度「からくり人形の女」が再放送される日を心待ちにして・・・。

しかし、火サスにハマっていた数年間、
再び「からくり人形の女」が放送されることはなかった。

当時でも火サス過去作は数百タイトルあったわけだから
順次再放送していたら二巡目はそう簡単に回ってこない(笑)

映画ならDVD化されて入手すればそれで済むけど、
火サスみたいな2時間サスペンスの中に傑作を見出してしまうと非常に辛いことに。

これ以外の有名なシリーズ物なんかでも88・89年から数年の間に作られたものは
大体どれも面白いと思ったけど「からくり人形の女」を超えるものは見当たらなかった。

本作は堤真一の初期のドラマ主演作とあって
そっち方面のファンの方にはそれなりに注目されていて
そういう目線の人が見ると微妙すぎる印象しか残らないだろうけど
江戸川乱歩や横溝正史に魅かれるような耽美傾向のある人に向いていると思う。

こうやって振り返ってみると
本作品は私が火サスに開眼させられることになった画期的傑作だったけど
火サスの視聴者層にとってはエログロ的でこれはちょっと無いのかもしれない。

火サスで「からくり人形の女」の次に印象に残ったのは

六月の花嫁(1)造花 (1994)
主な出演 :財前 直見、別所 哲也、綿引 勝彦

駅の売店で働く久美子は、飯田という男から、5000万円の小切手を拾ってくれたお礼に200万円の現金を渡された。人違いと気付きながらも、久美子は受け取る。だが、飯田は殺人容疑者だった。


造花と書いてぞうかでいいのかブーケと読むのだったかもう覚えてない。
火サスには珍しい、推理小説でいうところの叙述トリック的な意表を突いたラスト。
2時間ドラマで上手くやったなとやたら感心したものです。

ネタバレするから書きませんが。
書いたところで誰にも何ら支障はないだろうけど。

そう簡単に見られるものじゃないし。

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Author:E
数年勤めた会社を辞めて、某資格受験生活に入るも挫折したまま三十路をいくつか超えた無職。いい加減何とかしたいが、まだ何とかなると余裕があったりで、資格の勉強+ケータイ無しの直感のみでせどりする日々。あくまで、息抜き・趣味・リハビリとしてのセドリなので、売上はショボいです。

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