諸子百家とは

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諸子百家  湯浅邦弘  中公新書


東洋の哲学や思想、とりわけ儒教のことだが
日本では戦前の右翼・軍国主義思想につながったり、
現在においても未分化な性質からカルト宗教に援用されるなど
西洋の思想・哲学に比べて何かと怪しい印象で
あまり関心を持ったことがなかったんだけど
ついに読んでしまった。

諸子百家が活躍した中国の春秋戦国時代とは
殷・周と秦・漢・三国時代の間、
紀元前8世紀から紀元前3世紀頃。

そんな古い時代に色んな思想家・学者が
(どこか偏りもあるけど)それぞれに個性的な思想をひっさげて
戦乱に明け暮れる中国全土の王侯を遊説してまわったというのだから、
スケールの大きさとどこか優雅さを感じさせる。

法家の韓非子と兵家の孫子も興味があるけど
諸子百家時代の特殊性をもっとも表現しているように感じるのは墨家

「非攻」と「兼愛」を説き、
大国による侵略戦争を批判したというから反戦平和につながるのかと思ったら、
実はこれが戦闘集団でもあるというから驚きだ。

ある強国が小国に攻め込んだ際に、
どこからともなく忽然と現れ、
小国の側に立って籠城戦を手助けする防衛戦のプロ集団でもあった。


ところでこの諸子百家の「子」は”先生”の意味ですが、
孔子の本名は何でしょう?


答えは孔丘(こうきゅう)

意外とパッとしない名前ですね。
これは孔子と呼び習わすのもわかる気がする。

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