われわれ詰め込み教育&受験戦争世代は・・・




空前の光栄レトロゲーム・ブームが訪れている最中、
古本屋で見つけて思わず手にとった本。

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『教養としてのゲーム史』ちくま新書


こういうのを今ちょうど読みたかったんで
期待して読み始めたんだけど読後感はなんか微妙・・・。

ファミコン世代ど真ん中の数々のゲームに触れているのに
後付け的な抽象論に進みたがって、期待とは違う方向に行ってしまう。

だからこそ”教養としての”とういことなんだろうけど
これでは悪しき教養主義と断ぜざるを得ない。(机を叩く音)

もっと普通にゲーム史らしいゲーム史を読みたかった。


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『古代ギリシアの歴史』講談社学術文庫

同じ歴史モノでも
こちらは東大名誉教授によるオーソドックスな古代ギリシア史。

古代ギリシア関係のものはたまに読むけど
基本的にブックオフで拾える本しか読めないので
どうしても発行年の古いものに偏りがちだったのが
この本は2004年発行となっていたから
最近のギリシア研究ってどんなものかと期待していたら、
1976年に発行されたものを学術文庫に移行しただけらしい。
古代ギリシアについて一通りの知見は得られるからいいんだけど。

古代ギリシアについては興味深い謎がたくさんあるのだが
暗黒時代と呼ばれる最大のミステリーは実に興味深い。

『イリアス』とシュリーマンの発掘で知られるトロイア戦争。
ギリシアは総力を挙げてトロイアの街を滅ぼしたのだが、
その数十年後、勝ったギリシア全土に破滅的な災難が降りかかったという。

その災難によって繁栄したミケーネ文明は滅び、
その後、数百年に渡ってギリシアは停滞期に入り、
ミケーネ時代の線文字も華やかな伝承も途絶えてしまうのだが
この暗黒時代をもたらした破滅的災禍の正体が謎なのだ。

ミケーネ時代末期にギリシア各地の王国が防衛体制を高めていたこと、
王宮の遺跡にことごとく焼けた痕跡が見られることなどから
何かが襲ってきことは確からしい。

従来の通説は後に強力な都市スパルタを形成するドーリア人の侵入だという。
またある説は災害に見舞われたのではないかという。
またまた別の説はドーリア人とは違う”海の民”による襲撃があったとする。

同時期のエジプトに襲来したとの記録がある”海の民”だとしたら
今度は彼らの正体が謎だという。
謎は深まるばかりですね・・・・。


陶片追放=オストラキスモス

これをよく覚えているということは
この辺は「世界史」の授業やってたんだな、と。
高3になると受験対策で「日本史」選択になってしまったから
ほとんど忘れてしまっているみたい。

受験に必要じゃない知識となるとすぐ忘れてしまう。
詰め込み教育&受験戦争世代の悲しい習性です。

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