ウルティマ、ドラクエに遡る


ファミコン席巻 世界に6000万台超、遊びに革命 日本発、誇るべき文化

日本のお茶の間に「ファミコン」が登場して今年で35年。米国で誕生した家庭用テレビゲームは日本で花開き、世界中の遊びの光景を一変させた。近年は、スマートフォン向けのゲームの開発が進む一方、ゲームを文化として保存・研究しようという動きも出始めている。


ファミリーコンピュータの発売から今年で35年。
僕らの地域ではファミコン発売後すぐにブームが巻き起こり
遊びの中心をファミコンが占めるようになっていったことはこのブログに書いてきたけど、
中でも小学校5年の頃に出会ったドラゴンクエスト(1986)には
”ゲーム観のコペルニクス的転回”と言えるほどの衝撃をくらったことも散々書いてきたけど、
当時ドラゴンクエストをやっていた子の多くは
モンスターを倒した時に得られるゴールドが貯まって
「このゴールドが実際に使えたらええのになあ」
一瞬ぐらいはそう考えたことがあったと思う。

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ドラクエに限らずだが、当時のロールプレイングゲームやシミュレーションゲーム、
ファミコンに限らずスーパーファミコンにセガサターン、プレイステーションの各ゲーム、
日本のゲームに限らず、海外のウルティマ、ウィザードリィ、バーズテイル、マイト&マジックにAD&Dなど
当時のゲームをやっていた子たちは皆、同じことを一瞬ぐらい考えたことはあるだろう。

しかし、当時の家庭用ゲーム機はほとんどがスタンドアローン(stand-alone)型で
各自が遊んでるドラクエの世界は各個人の仮想世界でしかなく、
そこでいくらゴールドという仮想通貨を稼いでも、
それは他の誰とも価値を共有出来ないものだった。

その後、インターネットが普及し始めた頃、
ネット上で遊ぶオンライン・ゲームが登場し、
中でも爆発的にヒットしたのがウルティマ オンライン(1997)だ。

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就職した会社の同期の子がこれにハマっていて僕も誘われたが
当時はもうゲーム離れしていたのと、
ゲームはスタンドアローンで個人的にやるものだと思っていたし
通話料金もやたらかかるしで僕は手を出さなかったけど。

ウルティマオンラインによって、
ゲームの参加者がみんなで一つの仮想世界を共有するようになった。
モンスターを倒したり、何かをして得られた仮想財貨が、
自分だけでなく他のプレイヤーとも価値を共有するようになったのだ。

さらにゲームの中のアイテムを現実の通貨で売買する人まで現れ、
ゲーム制作サイドも強力なアイテムを得るための特別な課金を行うようになり、
仮想財産が現実の通貨とリンクし始めた。

オンラインゲームはソーシャルゲームSocial-network gameと呼ばれるようになり、
仮想世界の中で仮想通貨が共有され流通するようになり、
そういったソーシャルゲームの中で醸成された仮想通貨だけをクローズアップしたのが、
現在話題沸騰のビットコイン等なのだ。

つまり、

ドラクエ → ウルティマオンライン → コンプガチャ → ビットコイン

こんな具合に発展していったということになる。

ビットコインは通常の通貨と違って
中央銀行や政府などの独占的な主体によって発行されるのではなく(・・・一応そう説明されているが)、
世界各地のネット上で行われるマイニングという作業によって発行されている。

コンピュータの計算によって仮想通貨の取引を記録することで報酬としてビットコインが得られるのだが
この作業が仮想通貨の別名、暗号通貨の暗号を解読することなのだが
これを全世界の色んな人たちが大量のコンピュータを導入して取り組んでいる。

ビットコインを始めとした仮想通貨も発行の根幹では暗号解読ソーシャルゲームが行われているのであり、
元を辿ればドラクエのゴールドに行き着くという仮想通貨の仮想通貨的側面の話。

正しいかどうかは仮想通貨取引同様、自己責任で。



英語の語彙をめぐる不思議な話


シムシティやるぞ。

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・・・すごいデジャヴュ。

しかし前回の記事とは違ってアメリカのDOS版で再チャレンジ。
pc-98版はバグがあってプレイにならないから海外版でやり直し。


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当然ながらオール英語だが恐れることはない。
一度、日本のPC-98版をプレイしていれば直訳を当てただけでほぼ同じものだとわかるから。

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どう見てもゴジラGodzillaなのもこの通り同じ。

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唐突に現れる日本語がかえって新鮮です。

海外DOS版はバグもなくて快適に遊べる。
英語語彙力(vocabulary level)が5000語程度の僕でも苦にならない。


英語の語彙力と言えば
センター試験も終わって一休みした日本の受験生たちは
これから私大入試や国公立大の二次試験に向けて再び気合を入れ直す時期。
(※受験生時代の僕は震災のニュースばかり見て身が入らなかったが)

そんな受験生の英語学習における必須アイテムの一つが

単語帳

僕は往年のロングセラーだった「試験に出る英単語」を使っていたけど
今でも「ターゲット」がAmazonランキング上位に入っているあたり
今も昔もあまり変わりがないのかなと・・・。

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ところで、アメリカの高校生も
大学進学に向けて単語帳的なものを使うって知ってました?

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辞書とは違うこれらの本の存在意義が当初わからなかった。
てっきりアメリカの大学に留学する人たちのためのものかと思っていた。

もちろんそういった非ネイティブの人も利用しているみたいだが
アメリカの、ネイティブの高校生たちが使っているらしい。

これが日本人からするとちょっと不思議に思いませんか?
日本の受験生は大学入試のために国語の語彙を意識的に増やすようなことはしないから。
母語ではない英語の単語帳は使うけど、
国語の単語帳は使わない(古文は別として)。


最近ある米国のYoutuberが向こうの大学入試について語っている動画を見たら
向こうの入学試験(SAT・・・TOEICとセンター試験を足して2で割ったようなもの)には
普通にアメリカに生まれ育って高等教育を受けてきた高校生が
見たことも聞いたこともないような英単語がバカスカ出てきて呆然となるらしい。

だから単語帳的なものを使って意識的に語彙力を高めないといけないそうです。
この辺りの事情をどう考えるかは人それぞれだけど
僕は英語習得の科学性なんかを感じてしまいますけど。

”言語は階層を表す”

日本語にも謙譲語や尊敬語もあったり、
イギリス英語には王室や上流階級が用いるクインズ・イングリッシュ、
標準語的なBBC英語、さらには庶民が話すコックニーなんかの分類が有名だが
尺度は違うけどアメリカの英語にも明確な差異があるんですね。

日本の受験生もアメリカの受験生も
英単語集で勉強しているというちょっと不思議な話。




センター試験、シムシティ、大震災


初代のシムシティ(1989年)をやってみた。
市長となって街を繁栄させていく、言わずと知れた超有名シミュレーションゲーム。

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昔、スーパーファミコン版(1991年)のシムシティは持っていたけど
pc98版は初挑戦です。

感想はとにかくやり難いということ。
エミュレータだと致命的なことにマウスが使い辛い。
スクロールが上手くいかない・・・。

ゲーム内容に関しては
スーパーファミコン版は日本人の子供向けに遊びやすいように手が入っていたんだなと。

パソコン版はよりシビアで簡素、そして何だか大雑把な印象で
とにかくアメリカンな色彩が強かった。

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何故に教会がポコポコ発生するのかと思ったらアメリカだからなんだ。
向こうで開発されたゲームだからそれが当然なんだろうけど・・・。

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試合開催中のスタジアムをのぞいてみると、
49ers vs Bearsの試合が行われていたり。
この辺りの芸の細かさがますますアメリカンな感じがしないか?

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メガロポリス(人口60万都市)を目指して順調に街を発展させていると
様々な災害が降りかかる。

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右上で街を破壊しまわっている緑の物体が突如あらわれた怪獣。

どう見てもゴジラGodzillaだが、
スーパーファミコン版では東宝からのクレームをおそれて”クッパ”に変更されていた!
確かにゴジラのほうが雰囲気はある。

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唐突に市民の不満として失業が急騰したにもかかわらず
支持率が90%超なんてかつてのイラクのフセインや北朝鮮の彼のような数値が出て
バグってるのか何かわからないからプレイ終了。


シムシティには単純に一から街を作って巨大都市を目指す通常プレイとは別に
降りかかる様々な課題に挑戦するシナリオ編も用意されている。

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1906年、大地震に見舞われたサンフランシスコを復興させてゆくシナリオがある。

今日は阪神大震災が発生して23年になる。
当時、僕は浪人生でセンター試験を終え、
ようやく安眠出来ると思った翌日未明のことだった。

それまで経験したこともない大きな揺れに目が覚めた。
まだ朝も暗い中のことで、揺れが収まると再び寝入ったのだが
朝起きてテレビを点けると、ビルや高速道路が倒壊し、
火の手や黒煙が立ち昇る神戸や三宮の様子を見て呆然となった。

僕は直接的な被害は受けなかったものの、
阪神大震災は地震の怖さを初めて知らされたものだし
不安に包まれたセンター試験前後の記憶と一体化して奇妙な感覚がその都度蘇る。

その男、弥助

「東方見聞録」を著したマルコ=ポーロも遠いから行ったことがなかった国、日本。
もし仮にマルコ=ポーロが来日していれば、
日本の歴史上初めての西欧のいわゆる”白人”との接触だったことになる。
(※ペルシア人なら古く奈良時代の記録に登場しているけれど)

歴史的に確かめられる形で日本が初めて白人と接触することになるのは
1543年種子島への鉄砲伝来の際のポルトガル商人や
1549年にフランシスコ・ザビエルらキリスト教のイエズス会宣教師たちが来航してから。

実はこの事件は西欧白人のみならず、
日本の歴史上初めてのアフリカ黒人との接触にもなった。


弥助”Yasuke

織田信長の家来にそう呼ばれた男がいたが
彼は正真正銘のアフリカ黒人だった。

『家忠日記』の天正10年4月19日(1582年5月11日)付けの記述には「上様[13]御ふち候、大うす(デウス)進上申候、くろ男御つれ候、身ハすみノコトク、タケハ六尺二分、名ハ弥助ト云(信長様が、扶持を与えたという、宣教師から進呈された黒人を連れておられた。身は墨のようで、身長は約1.82メートル、名は弥助と云うそうだ)」とその容貌が記述されている[14]。


元はスペイン・ポルトガルの宣教師が従者として連れていた黒人奴隷だったのを
信長が気に入って譲ってもらったという。

スペイン人宣教師に地動説を教えられてすんなり理解したと言われるほど
常識にとらわれない態度と頭の良さを兼ね備えた信長ではあったが
生まれて初めて目にした黒人というものが信じられず、
色が落ちるに違いないと思って体を洗わせたという微笑ましいエピソードがある。

確かに信長は珍しい献上品を次々に受け入れはしたけど
何でもかんでも欲しがるタイプでもない。
例えばスペイン人宣教師たちから精巧な時計を献上されるも断っている。
理由は故障した際に修理する技術が日本にないからだという。

だから黒人奴隷を譲り受けたというのも身体の強靭さだけではなく、
その利発さをも感じ取ったからだろう。

明智光秀による本能寺の変(1582)の際も
信長の息子・信忠の傍で明智勢を相手に奮闘する弥助の姿があった。

江戸時代に入ると幕府は鎖国体制に入り、
南蛮船の渡航が禁止され、貿易相手も西欧圏はオランダのみ、
しかも長崎・出島に限定され、オランダ人との接触も厳しく禁じられることになり、
もちろんアフリカ黒人との接触の記録もほぼ絶えてしまった。
(※徳川光圀(黄門様)が黒人を家来として雇ったという話はあるらしいが)


ルーツを辿れば中国・朝鮮・アイヌ、東南アジアに辿り着く人も相当いるだろうけど
日本人は右を見ても左を見ても、人種的にはほぼモンゴロイド(黄色人種)に収まってきた。

弥助の記録が日本の歴史上いかに大きな意味を持つか
わかっていただけたであろうか?



年越しには何を見たか


「紅白」後半視聴率 安室出演も歴代ワースト3位39・4% 前年下回り2年ぶり大台40%割れ

昨年大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が前半(第1部)は35・8%、後半(第2部、後9・00)は39・4%だったことが2日、分かった。今年9月に引退する安室奈美恵(40)のラスト紅白など話題は多かったが、後半は40%の大台に届かず。2部制になった1989年以降、2015年の39・2%、04年の39・3%に次ぐ歴代ワースト3位となった。


39.4%でワースト3位と叩かれる。
・・・過去が輝かしすぎるのも大変だ。

世の中の4割の人は「紅白」、
2割近くの人が「ガキ使」を見て大晦日を過ごす中、
僕は『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』をやっていた。
年越しオホーツクだったわけです。

『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』と言えば
『ドラゴンクエスト』の生みの親である堀井雄二が手がけたファミコンのゲームとして有名だ。
『ポートピア連続殺人事件』に続く名作推理アドベンチャーゲームだが
タイトルの”連鎖”と”消ゆ”という表現がとても印象深いものだった。

しかし30年近く経ったこの年末年始に再プレイしたのはファミコン版ではなくPC-98版。
「オホーツク」はPC-88やPC-98などパソコンのゲームとして先に発売されていたんですね。

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東京湾・晴海ふ頭に水死体が上がる図。
死体が発見されるならば晴海ふ頭か国鉄操車場で・・・
昭和推理サスペンス好きにはたまらないオープニングでしょう。
このPC版のオープニング画はファミコン少年時分にも見たことがあって実に懐かしい。

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昭和、昭和、昭和!
昭和の匂いしか感じさせない古き良き推理サスペンス・・・。
ファミコン版だとそうでもないのにPC98版だといっそう強く感じる。

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第二、第三の殺人が発生し、
事件はまさしく”連鎖”の様相を呈し始めた・・・。

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摩周湖畔に一人たたずむ謎の美女。
彼女は一体何者なのか!?

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現場の捜査陣に忍び寄る忖度ならぬガチの圧力!


・・・と言った具合に楽しんできたわけだが、
どうやらこの辺で詰んだみたいでネット検索してしまいました。

原因はどうも『オホーツクに消ゆ』と言えばご存知、ニポポ人形にあるようだ。

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PC-98版はファミコン版とはストーリーや流れが違っていて
ニポポ人形の入手に関してタチの悪いトラップが仕掛けられていた。

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PC-98版『オホーツクに消ゆ』をこれからプレイしようという方が
無事にトラップを乗り越えてエンディングを見られることを祈る。

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ニポポ人形ってこういうのだったんですね・・・。
これならうちにもあったわ。

nipopo.jpg


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