就職戦線異状なし派?あり派?

センター試験が終わって受験生はしばし一息つける時期だが
大学生にとっても後期試験の始まるシーズン。

大学3回生のこの時期だった。
ゼミ以外の、卒業に必要な単位は全て揃う、重要な後期試験・・・

しかしわれわれの頃は就職活動が始まる時期でもあった。

就職なんて頭が全く切り替わらないところに
聞こえてきたのが

もうすぐフジテレビの就職説明会だったと思うー

小さい頃からテレビばかり見て育った私だったけど
テレビを見すぎたせいでオタクじゃなくとも
テレビの裏も多少は感じとれるようになってしまい
「テレビ局なんか頭おかしないと絶対やってられへん」とわかっていたものだから
テレビ局は一切就活の対象にするつもりはなかった。

それでも、かつてはフジっ子だったから
フジテレビの就職説明会と聞くと少し興味も沸いて
とりあえず資料請求だけしてみた。

翌々日ぐらいにすぐに資料が送られてきて
開封してみると、1月20日頃に東京で就職説明会を行うという。

1月20日て
東京の大学も後期試験の時期とちゃうんかい


自分ら、フジテレビ入りたいやろ?
大学の単位とフジテレビ、どっちが大事や?
楽しくなければテレビじゃないジャン?


・・・やっぱりテレビ局は狂ってる。


就職説明会のためだけに東京まで行く心構えも財力も
最初から持ち合わせてなかったから順当にスルーを決めた。

僕らの頃の就活は気の早いテレビ局を皮切りに
2月に銀行、3月が新聞社、それから出版社みたいな流れだったような気がする。

5月に入ると大体の大手や有名どころはとっくに終わっていて
社名も聞いたことがないような中小企業ばかりになっていた。
完全に祭りのあとって感じでしたね。

そもそも就職する意識が持てなくて
到底熱心に就活したわけでもないその頃の私が大変楽しく読めた本がこちら。


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大学教授になる方法 (PHP文庫)


大学研究者になるにはまず学部で成績が抜群に良くないといけない。
私の周囲でも大学院に進んだ奴の成績表はほぼオールA(全優)だった。
(就活も公務員試験も全敗するような人間だったけど)

当時はそれが常識だった。

ところが、実際はそういった正規のルートばかりが
大学教授の地位を得る方法ではなかったのだ!

その裏ルートの数々が実例(時には実名)を挙げて紹介しているという
かなりヤバくないですか波風経ちませんか・・・的な本。

今では客員教授や特任教授などあってわざわざ裏ルート使うまでもなくなったし
よくわからない大学や学部も増えた分、
”大学教授”という肩書が持つブランド力も低下し
この本の意義も薄れてしまったかもしれない。

しかし、大学の勉強も噛み合わないままで
とりあえず単位だけはそろえて留年することもなかったけど
優良可が満遍なく散らばっていて、それでナニよ?程度の成績でしかなかった自分でも
ひょっとしたら大学教授に潜り込めるかも・・・

気乗りしないままブラブラしていた就活時期、
束の間でもそんな夢を見させてくれた真に良書であった。
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