ここがヘンだよ日本人

22~30・・・a4-y5(DVD1、単行本5、文庫新書4)


昨日、辺りもすっかり暗くなった午後6時過ぎ。
自宅近くで、おかしな妙な恰好をした子どもたちが歩いているのを見かけたけど
あれハローウィンだったのか。

アニメのスヌーピーで初めて知り
日本人留学生が射殺される事件によりネガティブなイメージが固まってしまい
近年、東京渋谷辺りでオノボリさんがバカ騒ぎするニュースを見聞きする程度だったが
ついにこのような文化的な僻地にまで及んできたかと時の流れを実感した。

ところで
昔はハローウィンで通っていた気がするんだが
NHKのニュースではハロウィーンと言っていた。

私の頭の中ではずっとハローウィンで
Youtubeでネイティブなアメリカ人の発音を確認してみると
ハロウィン又はハロウィーンだ。
(※ネイティブと言ってもどこ由来かで微妙に違うだろうけど)

最初にハローウィンと表記した人間のせいで
ハロウィーンに益々馴染めない。
パーティー行かれへん。

こういうことが後からネイティブ風の正しい発音を迫られると
かえって気恥ずかしさを覚えてしまう原因だろう。

欧米文化は享受したい非英語圏の悲哀とでもいうか。

今非常にDVDがよく売れている映画『Back to the Future』にもそういった悲喜劇がある。

ネットで調べると、最初の地上波放送がテレビ朝日で1989年。

この時の吹き替えが、マーティ:三ツ矢雄二、ドク:穂積隆信。
”チキン”感が強いけど、マーティと言えばこの声で覚えている40代前後の人間は多いだろう。

翌1990年にはフジテレビが放送することになったが
吹き替えはマーティ:織田裕二、ドク:三宅裕司に変更された。
当時フジテレビっ子、フジッコの私としてはやっぱこれ。

ところが
DVD版ではマーティ:山寺宏一、ドク:青野武で
懐かしさのあまり(安い)DVD版を購入した層を少し落胆させる結果に。

そんな不満に応えて
Blue-RayのトリロジーBOXでは三ツ矢吹き替え版も入っているという。
(※DVDでも復刻版というのがあってそれは三ツ矢吹き替えらしい)

残念ながら織田裕二吹き替え版は収録されておらず
相変わらず幻のままだが・・・


『Back to the Future』をめぐる吹き替え問題なんて
まだまだ贅沢な話で、作品の出来そのものを左右するほどではないが
もっと悲惨な例もある。


映画ではないけど
あのボブ・ロスによるの『THE JOY OF PAINTING』もそうだ。

大胆に、時には雑に思えるほど簡単に描いているようで
短時間で驚くほど美しい絵画を仕上げてしまう技法を紹介する番組で
昔NHKでも放送していて馴染みの人も多いだろう。

放送やDVDでは吹き替えが付いているが
出来れば吹き替えよりもボブ・ロス本人の声を聴いてほしい。

つい技法と風貌にばかり目が行きがちだが
ボブ・ロス本人の語り口調に耳を傾けてほしい。

眠りを誘う心地よさ、時に鼻歌なんか交えつつ
まるで鳥のさえずり、twitterのような安らぎあるボブおじさんの囁きを・・・

そんな折角の語り口が、無残にも吹き替えで損なわれてしまっている。
作風と口調が相俟ってこそ70年代のニューエイジ的な雰囲気が醸し出されているのに。
実用的な教養番組なので、そこまで配慮されなくとも仕方ないけど。



そういやtwitterもツイッターになってしまっている。
外国人の発音を聴くとトゥイターだ。
こっちのほうが鳥のさえずり感も出ているだろう。

またやらかしとんな。
もうツイッターと書かないと通じんへんようなってしまってるし・・・

次から次へと一体、誰が決めてしまうんだろう。

理解しようとする態度

去る2015年10月21日が
『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』に描かれた記念すべき未来の日だった。


中学生の頃、『スタンドバイミー』や『プラトーン』など他にも印象深い映画があったけど
やはり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には格別、影響を受けている。

51xWQTzBcSL.jpg



そんな中、あるCMが話題に。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マーティとドク、CMで再結集

米国で発売されたトヨタの市販燃料電池車、『MIRAI』(ミライ)のCM。

クリストファー・ロイドと
パーキンソン病を患ったマイケル・J・フォックスが
こうやって共演出来ることは喜ばしいかぎり。


「ファックスがまだ使われていると思ってたなんて信じられる?」とマイケルが問うと、「僕はまだファックスあるよ」とクリストファー。「冗談でしょ?」といった様子で失笑したマイケルが「誰にファックスするの?」と尋ね、クリストファーはちょっとキレ気味に「ファックスを送る相手にだよ!」と語気を強める。それでもマイケルが「オハイオに1人ファックス持っている人がいるけど、その人にファックスする?」とふざけていると、「君にファックス送ってあげるよ」とクリストファー。声を上げて笑い合う2人は、1作目の共演から30年が経った現在も息ピッタリだ。



『Ⅱ』のファックスといえば印象深いシーンの一つだ。

fax.png

これでfireという単語に「クビにする」という意味があることを学んだ。
一生忘れないだろう。

大体、普通の人間の発想は『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ』が制作された30年近く前に描かれた未来が
どこまで実現しているかを考えがちだが、さすがCMの作り手たちの発想は逆だ。
高いギャラ貰ってるんだろうから、まあ当然か。


だが!


このCM、どこが笑い所なのかもう一つわからない。
ドクとマーティが大笑いした理由が。

他にも色んな記事を読んでみたが、何が面白いのかよくわからない。
記事によって翻訳がバラバラだったり、記事を書いた連中も笑い所がわかってないのが多いのでは?

そこで色々考えたのだが
真っ先に抱いた感想としては


①アメリカン・ジョーク

 はい出た出た。
日本人には到底理解不可能なアメリカン・ジョークかと。
この記事だけ読んでる日本人の多くの反応を読んでみると、
ただ懐かしいだの思い出話に花を咲かせるばかりでCMの意味について語っていない。
英語がわからないんだから仕方ないが。笑いに対する日米間のギャップ、越えられない壁として
理解を放棄してしまおう、そんな諦めの態度だった。


しかし、ここで諦めていいものか?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で面白さが理解できない箇所ってそうあっただろうか?
日・米人で話す言葉は違っても何かを面白いと感じるには大概の場合それなりの理由、筋道、道理があって
可能な限り探ろうという態度も必要ではないか?

そう思い直して、あらためてCMを動画でチェックしてみたが
いかにも米国人らしい英語が全く聞き取れない。



しかし、翻訳を合わせ読みながら何度か聞いてるうちに、何となくつかめてきた。
そして次の見解に至った。


②実は俺も持ってるぜ

 今時ファックスを持っているというロイドをバカにしつつ、実はフォックスも持っていたという話。
 すると「オハイオに1人ファックス持っている人がいるけど」という箇所が
フォックス自身のことということになるのか?
フォックスがオハイオに実際に住んでいるのかと言うと、wikipediaによるとどうも違うようで
そうなると、ただのCM上の設定なのか、オハイオが出て来る意味がわからない。
わからないけど、オチとして素直な流れだろう。

・・・しかし

何かまだ足りない気がしてならない。
何度も再生しているうちに、そこにはもっと深い笑いが潜んでいるのではないか?
ネイティブ・アメリカンらしい、隠された深みが。

I(’ll?)fax you...


③隠されたスラング

 faxは動詞として使えて、fax youであなたにファックスを送るという意味になるけど
米国人に対して使ってはいけないスラング表現としてお馴染みの”Fuck you.”に聞こえてならない。
これは英語の発音が理解できない人間ならではの印象かもしれないが・・・
しかし「オハイオに1人ファックス持っている人がいるけど、その人にファックスする?」とおちょくられたことに対しての
ネイティブアメリカンらしい軽口の応酬にかかっているとすれば、2人の大笑いもよりしっくり来ないだろうか。


大トヨタのCMで禁忌とされる言葉をほのめかしたりすることが
果たしてアメリカでどこまで許されるのかよくわからないけど
③が捨てきれないのは、faxの前に、自動で靴紐を調整するスニーカーを
フォックスが「待っている」と答える流れがあって
これがパーキンソン病の身の自虐ネタではないかと囁かれていたりするから。
そういったブラックユーモアを含んでいることが、アメリカの笑いらしいじゃないですか。違いますか?


ネイティブアメリカンに同時代的に心底通じてる人の説明が知りたいところです。


本かKindleか

13~21・・・a1-y5(DVD2、単行本3、新書1)


すっかり『竜馬がゆく』を読み直したくなって
ブックオフで探しているんだけど、いまだに買えていない。

肝心な1巻だけ無かったり、あっても状態が悪かったりで。

新刊をまた買うほどでもないし
そもそもそんな金も置き場もないし。

「竜馬がゆく」はかなり史実に沿ってはいるけどあくまで小説であって
どの辺りが史実と食い違っているかそれも少し確かめたいんだけど。

勝海舟と竜馬の出会いは
史実では先に松平春嶽と会い、紹介状をもらって勝に会いに行く流れらしい。

「竜馬がゆく」では桶町千葉道場の倅である千葉重太郎とともに
”奸賊”勝をいきなり斬りに向かった気がして。

ついでに中学時分に読みふけった吉川英治の『三国志』も読み直したくなってきて
これもブックオフで探してるんだけど、良い状態のものとなるとなかなか。

それでAmazonで検索してみたら
kindle版がやたらと安い。

2013年に吉川英治の著作権が死後50年経過で消滅していたのだ。
そう言えば話題になっていたかも・・・

吉川英治ってそこまで昔の作家だったのかとしみじみ。

『三国志』が連載されていたのは1939年~1943年だと。
戦時中の小説だといった認識は当時も無かった。

いくら尚武の気風が漂い、勧善懲悪をベースに忠孝や義理を重んじていると言っても
戦時中に中国モノの連載がよく認められたものだと今になって少し不思議に思う。

当時は読み取れていなかった事柄がいかに多いか痛感し
これは何としてもさいど再読せんと。


初めてkindleが欲しくなった。
しかし『三国志』のために一万円近いkindle買うのも。

ところが
何とAmazonのプライム無料体験に申し込んで
kindle購入すると4,000円がギフト券で戻ってくると。

これだと実質5,000円でkindleが買えてしまう?


と思わせて

キャプチャ2


プライム会員の年会費が3,900円。

ギフト券4000円-年会費3900円=100円

そんな手緩いわけないんだ。

さすがAmazonやね。
Kindle購入の意欲が急速に萎んでいった。


やっぱりブックオフ中心に探すか。

そう思って今日、ブックオフに寄ろうと思ったら
何と閉店していた。

本どころか店ごと無くなっているとは・・・

証明することの難しさ

やたら寒いし喉が乾燥すると思ったら
今年第一号となる風邪をひいてしまったようで
今日は体がだる重~でフラっとする。


龍馬、やはり剣の達人…兵法皆伝の巻物実在記述

このニュースは前提がちょっと厄介だ。

坂本龍馬と言えば、かの千葉周作が創始した北辰一刀流の免許皆伝を受けた
剣術の達人だったのでは?

このイメージを大いに広めることになったと思われるのが
司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』。

41HMEAKYQ.jpg


龍馬が江戸へ剣術留学のために上京し
千葉周作の弟・定吉の桶町千葉道場で剣の修行に励み
道場の塾頭として活躍し、やがて免許皆伝を受けるに至る・・・みたいな話だった。
(※「雨天炎天」同様、既に手元にないので古い記憶に基づく)

今更何がニュースなのか?というと
この司馬遼太郎の小説その他によって広められた”龍馬像”が
客観的史料に基づいていないことから近年歴史家の評判が悪く
中には司馬史観の打破と言ったことに執念を燃やす方もいらっしゃって
歴史修正主義のトレンドも相まって
人気の半面、格好の攻撃対象ともなってきた。

龍馬の場合は、免許皆伝というがその証拠がなく
剣豪なのに何故剣を用いずピストルを愛用したのか?だとか
近江屋で襲撃されてあっさり命を落としたのはおかしいとか
塾頭であった記録も無いなど剣豪イメージがかき消され
さらには龍馬は明治維新の立役者などではなく
西郷隆盛や桂小五郎の間を動き回っていたエージェント(代理人)、パシリ程度にすぎない
といった説まで唱えられていた。

学問的には綿密な史料に基づいて考えることは正しいのだろうが
少し悪趣味とも感じられる風潮も窺えた。

そこに今回発見された遺品の預かり書によって
龍馬が北辰一刀流の免許皆伝を受けていたことの証明になり得るという話。

これすら直接的な証拠(免許皆伝の証書・巻物)ではなく
あくまで間接的な証拠(免許皆伝の証書を預かったことを証する書面)でしかないので
食い下がろうと思えば可能だろうけど。

龍馬の時代、坂本家は土佐藩(高知県)に在住したが
やがて一族は開拓事業のために北海道へ渡った。

当時の坂本家の当主は弥太郎だが
龍馬の遺品は龍馬の跡目を継いだ高松太郎(母は龍馬の姉なので龍馬の甥にあたる。坂本直に改名)
の妻が所有していた。

http://episode.kingendaikeizu.net/50.htm
↑のサイトによると
弥太郎と高松太郎の妻は義理の叔母・甥という関係で呼んでいいものだろうか?

今回発見された預かり証によると
「兵法箇条目録」「兵法皆伝」「長刀(なぎなた)兵法皆伝」の3点を含む龍馬の遺品を
弥太郎が借り受けたのが1910年(明治43年)。
(※兵法とは剣術のこと)

1913年(大正2年)北海道の小学校で行われた坂本龍馬遺品展に出品(本当に出品されたかどうか不明)。
同年、釧路で大火があり、坂本家も延焼し、免許皆伝目録は全部焼失したという。

ところが、龍馬が千葉定吉から与えられた長刀兵法目録なるものは現存しており
出品予定とされた遺品展と焼失の年が同じだったり
史料的価値の高い預かり品の返還をめぐってトラブルもよくあるので
疑問、疑惑も湧いてくる。

考えてみると、私も小学校の頃の珠算”準”一級・暗算一級の合格証書なんて捨ててしまっているし
”準”一級までは一回も検定に落ちたことの証明も無いし、通っていたそろばん塾も閉じている。
勉強がよく出来た中学時代の成績表も無いし、辛うじて大学の卒業証書だけは残っている。

これから歴史に名を残さんという大志ある少年少女らは
頂戴した賞状などの類は迂闊に捨てたりせず、キッチリ保管しておいたほうがいい。

後々、紛争の種にならぬように。

村上作品に見るクルド人問題

7~12日・・・a2-y5(単行本6、DVD1)


日本郵便クリックポストで初の返却を食らった。
今まで無問題だったことからすっかり油断していた分、ちょっと青ざめた。

二次元コードが読み取れなかったと。

もう一度入力し直して、ラベルを打ち出してみたが
また返却されてこないだろうか?

そう思いつつラベルをよく眺めてみると微妙に掠れている。
インク残量が少ないと表示されているので
ひょっとしてそれが原因かと思い、黒インクを交換し、もう一度プリントしてみた。
まだちょっと掠れている気がする。

テストプリントで確認すると、
真ん中の小さなドットが一つだけ潰れていた。

もしかしてこれが原因だろうか?
そこで黒インクだけヘッドクリーニングし、もう一度テストプリント。
まだ崩れがある。

もう一度ヘッドクリーニング。
テストプリントすると、ドットの潰れが無くなって綺麗に打ち出せた。

宛名ラベルを打ち出して郵便局のポストに出したら無事読み取ってくれた。


安物インクジェットプリンターでもクリックポスト利用に何ら問題は無いけど
ノズルの詰まりには注意が必要だと思い知った。

最近乾燥しているので、2,3日プリンターを使わないと
ノズルが詰まりやすいかもしれない。



<トルコ爆弾テロ>狙われた平和的集会 非難と政治的混乱

またノーベル文学賞を逃したとネタにされるのが
ボージョレ・ヌーボーの解禁日ぐらい毎年恒例になりつつある村上春樹。

トルコのクルド人問題ときたら
この村上春樹の紀行文『雨天炎天』を思い出してしまう。

00.jpg

FC2ブログのamazonリンクが無くなっていた。
アフィリエイトはやってないけどこれでは感じ出ない・・・

それはさておくとして

前半がギリシャ正教のアトス島で、後半がトルコ周遊なのだが
その最終目的地がディヤルバクルという街。

ディヤルバクルの住民はほぼクルド人で占められており
クルド系の武装勢力や住民の反乱に備えて
トルコ軍部隊の大砲かミサイルがこの街に向けられている
みたいなことが書かれあって、ディヤルバクルという名前は印象に残っていた。

クルド労働者党(PKK)が1984年にゲリラ闘争を開始した後は、治安が悪化し、人口が減った。1990年代前半には、クルド労働者党や、市内にわずかに暮らすキリスト教徒のアルメニア人やアッシリア人を敵視するトルコ・ヒズボラの活発な活動も見られた。クルド労働者党が2000年に武力闘争の停止を宣言して後、町は平静を取り戻しつつある。2002年11月30日、トルコ政府はそれまで15年間続いていた非常事態宣言を解除した。


wikipediaによると村上春樹が訪れた頃に比べてすっかり平静を取り戻したようだけど
対イスラム国戦争に駆り出されたイラク北部のクルド人は勢いづいているし
この記載もまた古いような気がしてはたして現在はどうなんだろうか。

この辺りの勢力関係は非常に複雑で入り組んでいる。

この本、読んだのは恐ろしいことに10年以上前になるので
どんな風に書いてあったか確かめたくなって
今日は2軒ほどブックオフで『雨天炎天』を探してみたのだが
こういう時に限ってまず無いんだな・・・

欲しい時に欲しい本が見つからない、それがブックオフ。


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