テレサ・テン「別れの予感」


別れの予感(1987)


テレサ・テンを知ったのは「時の流れに身をまかせ」が大ヒットした頃かな。
当時は僕もまだ小学生だったから、”カタコトの日本語のオバサン”程度の認識しかなかった。
テレサ・テン好きの小学生なんかいても可愛くないだろうけど。

テレサが亡くなった時も
・・・テレサって呼ぶと大物作詞家にでもなったような気がするね。

テレサ・テンのスパイ騒動や訃報の際も大して関心はなかったのだが
ようやく最近になって、テレサ・テンのすごさが理解出来るようになった。

僕は歌手を評価する際には①声②技術③感情④態度・所作、
おおよそこんなところで判断してる気がする。

例えば②技術と言っても、僕には専門的知識はないので、
音程を外さないとか、音の変化のスムーズさとか
そういうことでしかないけど。

③の感情というのは、込めすぎると声や技術、振舞いに悪影響を及ぼして見苦しくなることもあるし
ユーミンみたいに無機的なまでに殺し気味に歌ったほうがかえって強い印象を与える場合もある。
普通は適度に入ったほうが伝わるものがありますけど。

④態度・所作というのもそれぞれのシーンで様々で、
恰好ばかりつけてると鼻に付いたり、シラケてしまうこともしばしばで・・・。


何が言いたいのかというと
テレサ・テンという歌手はこの全ての項目において最高水準の評価になっているのだ。
カタコトの日本語のオバサンと思っていたあの頃が懐かしい・・・。


特にこの「別れの予感」を歌うテレサ・テンは素晴らしい。
とりわけ感情の入れ具合が絶妙で、台湾の人だから感情を強めに出せるにしても
それが声や技術、態度を乱すことがないのだから。



そんなテレサの、
テレサ・テンの「別れの予感」をJDちゃんがトライしてくれたって?

じゃあ早速、聴いてみようぜ!



いつもなら伸ばしすぎるJDちゃん、
今回は わたしには 出来ない~♪で伸ばし足りない。
ここはテレサ・テンが鬼ほど伸ばすところだが。

二十歳前後の子が30年前の名曲「別れの予感」をカラオケで歌う、
そう考えると十分上出来かな。

今回の採点は 87点 です。
あそこをテレサ・テンみたいにリズム感たっぷりに伸ばしてくると2点加算でした。

テレサ・テンの「別れの予感」で90点以上を与えることはかなり難しい。
テレサ・テンが歌っていたのも35歳の頃ですから。
どう転んでも実感の込め方が違いすぎる。



ところで全盛期のテレサ・テンは
毎年のようにヒット曲、名曲を出していたイメージだが
こんな曲もあったんですね。

スキャンダル(1986年)


作詞・荒木とよひさ&作曲・三木たかしのゴールデンコンビは変わらないのに
曲調もすっかり違ってしまって、どうしてまた急にこんな曲を??

テレサ・テン=日本語カタコトのオバサン程度の認識しかなかった僕でも
他の曲は皆知ってるのに、この曲だけは聞いたことがなかった。

今年は休養に充てるか・・・そんな腹づもりだったのだろうか。

原田知世「時をかける少女」


時をかける少女(1983)


角川映画「時をかける少女」のエンディングから。
主演の原田知世を一躍スターダムに押し上げた「超」有名な作品ですね。

「転校生」「さびしんぼう」と並んで監督・大林宣彦の尾道三部作とも呼ばれるけど
僕は角川映画としては薬師丸派なんで原田知世についてはよく知らない。

同じ大林監督の「ねらわれた学園」の致命的にマズかった点をかなり手直ししてきた感はあったけど
相変わらずマズい点もあったりして・・・。時代の限界だから仕方ないんだけど。

学園を舞台にしたSFミステリーやサイコサスペンス自体は
いつの時代も魅力的なものではあるし。

主題歌の「時をかける少女」、作詞作曲はユーミン。
ユーミンが歌うバージョンと合わせて1000回ぐらい聴いている一曲。
歌詞は相変わらず怪しいですけど。

それではJDちゃんの「時をかける少女」を聴いてみましょう。



やりたいことはわかるんだけど
やはり難所である高音が違っていて、変に聴こえてしまう。
声を原田知世風に変えて歌っているからそうなるのかもしれないけど。

今回の採点は 74点 です。


ところで、薬師丸ひろ子、原田知世に次いで
当時”角川三人娘”として売り出された渡辺典子。

三人娘の中では最も女優らしい、大人びた派手な顔立ちだったのに
それがかえって仇になったのか、それとも角川自体の勢いが失われていたのか、
最も不発に終わってしまった。



主演映画は「晴れ、ときどき殺人」。
原作・赤川次郎で、予告編の雰囲気だけ見ると角川映画らしくていい感じなのに。
本編は僕も見たことはないんですけど。



映画名は晴れ、ときどき殺人(さつじん)なのに
主題歌は晴れ、ときどき殺人(キル・ミー)に。

歌詞として”さつじん”は使い難いから kill me になったんだろうけど
聴く側にとっては何だかよくわからなくなった気がする。

歌声になかなか光るものがあって
こんな曲も歌っていた。

火の鳥 鳳凰編 エンディング(1986)


手塚治虫のアニメ映画「火の鳥 鳳凰編」のエンディング曲。
サビの部分、中国語かと思ってたら英語だった。

僕も小学生の頃にこの映画を見て
感動してウルウルしながらええ曲やなと思ったけど
歌っていたのが渡辺典子だと知ったのは最近のこと。

wikipedia様様ですね。

大滝詠一特集


ルビーの指環(1981)


高校生の頃、学校の帰りにカラオケボックスに寄ったら
友人が「ルビーの指環」を歌い出して


「ルビーの指環」なんか今さらもういいだろ・・・


口に出して言わないけど内心そう思った。
YouTubeで80年代の色んな曲を漁っていても


「ルビーの指環」なんか今さらもういいだろ・・・


相変わらずそう感じていて
一度たりとも検索したことがなかったんだけど
たまたま関連動画に上がってきたのをつい見てみたら
やっぱりピンと来るものがなかった。

YouTubeの力を持ってしても、
聞き飽きてしまってどうにもならない曲はどうにもならないんだなと(笑)


ということでここからは大滝 詠一の特集です。

・・・と言っても、世代的なものもあるのか
大滝詠一がビッグネームなのは知ってるけど
僕としては特別に何か関心を持ったことはなかった。

僕ら世代として大滝詠一と言えばこの曲だろう。

幸せな結末(1997)


↑の動画で歌っているのは大滝 詠一ではなくどこの馬の骨とも知れない奴なんだけど
大滝詠一本人によるものが見つからなかったので・・・。

ところが僕はこの曲が主題歌になったドラマ「ラブ ジェネレーション」を
やっぱり見てないんだなコレが。
おまけにこんなこと書くと熱い大滝ファンに怒られること必至だろうけど
大滝さんの歌声か歌い方があんまり好きじゃなくて
聴いてももう一つピンと来ないし、僕的にはパッとしないんだな・・・。


夢で逢えたら(1976)


大滝詠一作詞作曲で、
一、二を争うほど広く知れ渡った曲でしょうね。
発売が1976年とかなり古いんだけど
多くの歌手にカバーされていて
どの方のバージョンが最も馴染んでいるか、世代によって全く違ってそう。

僕の場合、「夢で逢えたら」と言えばこちら。



1991年頃に流れていたテレビCM。
ワインだからメルシャンだと思っていたらキリンか。

歌っているのは森丘祥子!
・・・誰も知りませんよね。

僕も長いことわからないままモヤモヤしていたんだけど
ネットの情報が充実してきたおかげでようやくわかった。



探していたのはこの声よ、この声!

それにしても途中のセリフ要らないな。
70年代の曲だから仕方ないんだろうけど。

熱き心に(1985)


この曲も大滝詠一作曲なんですね。
意外に感じてしまう。


風立ちぬ(1981)


松田聖子のこちらの曲も有名ですね。

音質は悪いけど、大滝詠一本人も歌っています。

これはなかなかいい感じ。

探偵物語(1983)


2013年の薬師丸ひろ子の35周年コンサートのものですが
これがまたすっごくいい。
なるべくならリリース当時のものを重視してしまう派なんだけど
これは素晴らしいですね。



作曲者である大滝詠一本人が歌う「探偵物語」らしい。

貴重な音源ではるんだけど
耳を疑ってしまうほどマズく聞こえるのは僕だけだろうか・・・。

大滝流アレンジが変に聴こえてしまって。
「風立ちぬ」では悪く感じないんだけど。

冴えわたる松本隆の詞に
「これしかない!」というメロディーを付けた本人なのに
何か違うんだなあ。
薬師丸さんで聴いとけば十分かなって。

大滝詠一も亡くなってるし
お盆も済んだことだからぶっちゃけて書いちゃいましたけど。

プロフィール

E

Author:E
数年勤めた会社を辞めて、某資格受験生活に入るも挫折したまま三十路をいくつか超えた無職。いい加減何とかしたいが、まだ何とかなると余裕があったりで、資格の勉強+ケータイ無しの直感のみでせどりする日々。あくまで、息抜き・趣味・リハビリとしてのセドリなので、売上はショボいです。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
検索フォーム
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる